悦山人の”モノ”がたり

この国のカタチとスガタを見つめてカナタのコトバにたどり着く

司馬人生学

司馬人生学-11

司馬人生学-11 「緒方洪庵の考えていたもの」 ・江戸後期の武士かつ医者で蘭学者であり教育者だった ・幼児期に天然痘にかかり虚弱体質を引きずって成長する ・備中から大坂に出て私塾の蘭学(医術)に傾倒した ・江戸と長崎の遊学を経て西洋医学の医術に目…

司馬人生学-10

司馬人生学-10 「山鹿素行の求めていたもの」 ・会津若松で浪人の子として生まれて林羅山を師事した ・江戸遊学で儒学・兵学・神道・仏教・歌学を修得する ・反幕府から流刑されて赤穂藩士の軍学教育に従事した ・近世の兵法学<山鹿流>を興して水戸藩の軍…

司馬人生学-09

司馬人生学-09 「吉田松陰の望んでいたもの」 ・幕末の思想家であり明治維新の精神的指導者だった ・養子の経緯から<僕>と<君>の人間関係になる ・幼少期より卓越した才能(読解力・理解力)を示した ・江戸・水戸遊学で陽明学と山鹿流兵学を修得する …

司馬人生学-08

司馬人生学-08 「与謝蕪村の描きとどめたもの」 ・江戸後期の俳人・文人画であり漢詩の達人だった ・江戸遊学で俳諧を学んだ後に行脚の暮らしに憧れる ・俳句と水墨の融合と結合の隙間に未来を見つけた ・諸国を旅しながら独学で山水画の構図に傾注する ・…

司馬人生学-07

司馬人生学-07 「平田篤胤の求めていったもの」 ・江戸後期の医者であり国学者・神道家・思想家だった ・土地を異にする場(養子)で人間の運命に出会った ・江戸遊学で西洋の医学・地理学・天文学を研鑽した ・本居宣長の国学に目覚めて<天・地・泉>を知…

司馬人生学-06

司馬人生学-06 「安藤昌益の訴えてきたもの」 ・江戸中期の医者・農人であり哲学・社会思想家だった ・出羽出身の反骨心・土性骨・真っ正直の哲学が現れる ・徹底した平等主義がアナーキズムの先駆けになった ・男女が助け合って田畑を耕す<万人直耕>を唱…

司馬人生学-05

司馬人生学-05 「三浦梅園の語りかけたもの」 ・江戸後半期の医者・思想家・自然哲学者だった ・不思議なことに何故かを問いかけて思索・探究する ・独自の哲学体系の確立を<条理学>として捉えた ・一方で詩学論・経世論・医術論の造詣に深かった ・宇宙…

司馬人生学-04

司馬人生学-04 「山片蟠桃の示そうとしたもの」 ・仙台藩の財政を立て直した合理主義の町人学者だった ・米の流通の無駄を節約して藩札の制度に応用する ・経済(経世済民)の意味と実践を知らしめた ・反骨精神と合理的思考が融合して動いていった ・幕府…

司馬人生学-03

司馬人生学-03 「富永仲基の残していったもの」 ・江戸中期の大坂の町で天才的な論理哲学が生まれた ・大坂商人の界隈に生きる市井の研究家だった ・日本の儒教と仏教と神道をことごとく検証する ・独自の思考法は日本的な礎(古意)に影響を与えた ・仏教…

司馬人生学-02

司馬人生学-02 「内藤湖南の投げかけるもの」 ・中世の日本文化の創意工夫は重要である ・唐様から和様に至る過程が日本流だった ・応仁の乱以後の歴史が日本文化の本流になる ・狩野亨吉の示唆が戦後の日本像に影響する ・伝統文化は日本人の古層に根ざし…

司馬人生学-01

司馬人生学-01 前記:作家の司馬遼太郎は多くの著作物から独自の司馬史観を確立した。その歴史的な提言は今を生きる現代人に対しても人生の道しるべになる。今後も、司馬史観の那辺を考えてみたい。 「街道をゆく」 ・週刊誌の連載でアナを空けないことだっ…

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