悦山人の”モノ”がたり

この国のカタチとスガタを見つめてカナタのコトバにたどり着く

横超ノ記

純粋カラッポ批判-21(1部:了)

純粋カラッポ批判-21(1部:了) 「空(クウ)」 日本に伝来して日本的に編纂されたブッティズムは釈尊の教えに基づくものだがその釈尊の示唆は口伝てに弟子に伝わり上座部仏教を確立して中国式の仏典になり結果として一部の経典が日本のブッティズムの礎に…

滑って転んで談

滑って転んで談 「横超1:横跳び」 ・驚きの連続だった ・経験したことのない視線だった ・世界が一変したのだった 「横超2:横流し」 ・素敵な流れだった ・見えてくるものは異次元だった ・価値観の変化だった 「横超3:横割り」 ・誠に新鮮だった ・社会…

横超ノ記-007-補

7-補 売れない小説家、売れない画家、売れない書家、売れない建築家、そして売れない50過ぎの中年、こうして貧乏のどん底で暮らしている。というよりも、死にきれず、その場当たりの空気を吸うのみだったのだ。だから、今、理想的な死に方を求めているのか…

横超ノ記-007

7 この国のことを考えても、あまり有意義ではないので、その分、どこかズレでいる美の境地にオレの頭は動くのである。マネーもモラルも、インタレストも気にせず、ひたすら美に傾注すれば、そこにタルホさんのA感覚以上の幼い少女のお尻の輝きに見惚れたの…

横超ノ記-006

6 オレは今も生きるためのマネー主義に苦しみつつ、結局、この人為的な工作のしくみを疑ったけれど、今の社会システムのマネー崇拝の流れを止めることはできぬ。そうなった背景に戦争の阻止があり、その代わりの手段としてマネーゲームが社会通念化したのだ…

横超ノ記-005

5 オレは“横超”の美意識を鼓舞しながらも、結局、落ちるところまで堕ちた自分を味わっている。それは苦渋の味というよりも、放心的な無味であった。何も先が見えず、このまま暗闇の中で埋没するだけだ。この繰り返しが現実の世界で、オレの私的な物語でもあ…

横超ノ記-004

4 いつも苦しくなると昔の恋人の顔が浮かんでくる。実にオレは情けない男である。でも、もうすでに変わりはてた姿の彼女であっても、その楚々とする面影に昔の記憶がよみがえり、オレは発情するような興奮に襲われるのだった。この期でも呪われた生き物であ…

横超ノ記-003

3 眠れぬ夜は幼いころの少年時代を思い出すけれど、その夜の夢って年老いたオレが少年のように振る舞い、こま切れの傷つく瞬間だった。だから、朝に目覚めると、オレは幼いアナーキーな心意気に脱帽してみても、この先を考えて何もないこの世に絶望するのだ…

横超ノ記-002

2 雨降る夜は陰鬱だけれど、オレにはもう一つのこの世に映る。雨の止んだ深夜の薄曇りの中に朧月があって、その輝きがそこら辺の泥水に反射してギラリと鈍色に光る。地球的な蠢きの一端で、コスモスの織り成す光子とH2Oの美だ。デープエコロジーの原点であ…

横超ノ記-001

1 今、「死にたい」から「生きてみようか」というその心境の微妙な移ろいの中にあって、その変化をオレなりに“横超”と慰撫している。これはこの世に生まれたことによる表白だ。情けなく、切ないけれど、生きることを踏まえつつ、これからこの稿を記すことに…

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