束の間のシゲキ感
純粋カラッポ批判-わ 「学習人間」 教育の義務という国家幻想においてまずヒトの存在は戸籍に始まり戸籍に終わることになるがさらに自然法および社会法に基づく憲法の確立によってヒトの人権が保障される。この人権には社会生活を営むための教養(教育権)…
花のエクリチュール-10(山吹) 「山吹-序」 「山吹-破」 「やまぶき-急」 (ほこりとも いろどりすらも やまぶきの もくするこいの ちいさきことか) (山吹きの 色こいしきや 朝と夕) 追記:山吹(ヤマブキ)は昔から山肌に楚々と生えてしなやかな枝…
花のエクリチュール-05(椿) 「椿-序」 「椿-破」 「椿-急」 (あさましき おちぬようにと かぜのよう つまずきつつも ゆくつばき) (昔やら 今やらゆかし 椿ばな) 追記:良しにつけ悪しにつけ椿は桜と並んで春の花になるが、その昔、椿の花はまるで…
束の間のシゲキ感-11 「建礼門院の未練」 とにかくに心をさらず思ふことも さてもと思へばさらにこそ思へ 「高杉晋作の試練」 おもしろきことなき世をおもしろく 棲みなすものは心なりけり 「山崎方代の鍛練」 なるようになってしもうたようである 穴がせま…
束の間のシゲキ感-10(国民の権利) 「請願権利」 生存権と平等権と同じように請願権も日本国憲法で定められた権利であり、国民は国および地方自治体に対して様々な要望や意見を出すことができる。自然災害による損害の救済、法律の制定・廃止、公務員の罷…
束の間のシゲキ感-09 「一輪のわび助」 落ち込んで立ち直れなくなったときに近所の公園でわび助(椿)と出会った。そこは小さな回遊式の日本庭園であり、人影はなくて晩秋の落ち葉の彩りに染まっていた。池のほんのちょっとの岩場に子亀が乗り、じっとする…
束の間のシゲキ感-08 「もみじ色」 もみじ狩りには必須・必見のもみじ色であるが、もみじ(紅葉)という色合いは濃いめの赤っぽさになる。つまり、紅葉はカエデの葉の秋色の総称であって黄色から赤色まで色とりどりを現して見る眼にかかわる。紅葉も黄葉も…
束の間のシゲキ感-07 「時間のズレ」 日常的な時空間でとくに時間のズレを感じてしまった。ある日、携帯ラジオで時刻のピッピッピーを確認したら、スマホのラジオの時刻が数秒遅れたのだった。そこでラジオとスマホとテレビの三つで試したら、ラジオの時刻…
束の間のシゲキ感-06 「下駄とクツ」 思春期のころ、時代劇に憧れて下駄を履いてみた。そうすると、大人用の下駄でも楽々使えて面白くなった。下駄には足のサイズを規定する勝手がなくて、大小併せもった融通性がある。その点、西洋のクツのような型の窮屈…
束の間のシゲキ感-05 「ガリ版刷り」 昭和前期の学校のテスト用紙といえば、たしかワラ半紙にガリ版刷りのものだった。限られた用紙一面に文字が細かく刻まれて、その回答欄を埋めることが楽しかった。そして教師の働きによってテスト用紙の作成を手伝いな…
束の間のシゲキ感-04 「村の辻堂」 生まれ育ったところが寒村で、川に囲まれたどん詰まりだった。その昔、旅の往来は川舟を利用したが、川が増水すると村で足止めになった。そのため、村には宿泊の辻堂があった。幼い頃から不思議に思った。旅人は行商や門…
束の間のシゲキ感-03 「上野のハシビロコウ」 上野動物園の主役といえばパンダであるが、どうして、隠れた脇役が密かな人気者になっている。それがハシビロコウ(嘴広鶴)で、ほとんど動かない鳥である。動かない生き物が現代人にとっての凄みだった。少し…
束の間のシゲキ感-02 <石垣の夕顔> 軒下に咲く夕顔のタネが風に吹かれて石垣のすき間に付着する。やがて古びた石垣の苔の間から夕顔が芽吹いてきた。ひょろひょろとする姿が可憐で、ようやく花の蕾がふくらむと気持ちも高鳴った。蝉しぐれに包まれて夕顔…
束の間のシゲキ感-01 <アリの行列> アリという昆虫は未知の生態をもっている。地球上の個体数(頭数)でいえば、ハチ類を抜いて最大級である。とくにアリの行列に目的があるのか、今もって解明できていなかった。それでもアリのけなげな軍隊式の行列の流…