どうやら雑念だね-011
(押入れから出てきたメモ書きに思う)
酷い寒さを堪えるために書き捨てることにした-その②
奥行きのところに隠れた次元が眠っている
山合いの連なりがあり
川合いが流れて過ぎていく
つまりは不気味な谷間の構図である
一定量の感覚と知覚が漂っている
スレッシュホールド(閾値と臨界値)に気づく
それは奥行きが道行きになることだった
道の奥行きは何らかの継続を意味した
ひょっとすると
永遠を願う来し方行く末に対する憧憬かな
いやいやどうして
黄昏(たそがれ)に導かれる大禍時(おおまがどき)である
道端には道祖神があって塞ノ神が宿る
そして虫送りの仕業が見えてきて
今も疫病の苦しみが続く
どうにもならない
道行きはタオイズム(道教)の訪れと結びついたのか
それはもっといえば
サナギ(蛹・鐸)のタマフリ(孵化・魂振)でヨウゴウ(夢虫・影向)の兆し
道の奥はつねに神籬(ひもろぎ)で満ちあふれている
(奥神座:おとずれどき)
